その結婚、取扱い注意!
「まっ、俺ほどのイケメンで、ミミ一筋で、理解のある旦那なんてそういるもんじゃないからな」

自分自慢に、少し照れたような笑みを浮かる湊。

うん。とても幸せ。

あとは言葉なんていらない。
湊は私を抱き上げると、寝室に向かった。

ベッドに下ろされ、お互いをむさぼるように唇を重ねていく。
しだいに着ているものを脱がされ、一糸まとわぬ肢体が湊の身体の下で翻弄される。

「んっ……ぁああっ……」

淫らに攻める湊の舌、官能的に私の身体を痺れされていく長い指。

「も……っあ! やっ……ん……はぁ……」

もたらされる気持ちよさに、私の口から喘ぎ声しか出ない。
何度もイカされた身体は、胸の頂や蕾に軽く触れられただけで、ビクビクッと身体が反応してしまう。

「上になる?」
「ん……」

挿入されたまま身体を反転させられ、私は湊の上。

湊の手のひらが胸の膨らみを覆うように触れ、指先でツンと赤く尖った頂を捏ねる。

「んあっ!」
「いいね。すごく締め付けられる。ミミ、動いて」

湊の注文通りに腰を動かすと、最奥に……。

「ん……あっ……や……」

しだいにこれ以上は……というほど、芯が痺れはじめて、自分では動けなくなり、湊の胸に倒れ込んだ。

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