みかん

僕は夢を見た…


キラキラと光る空には何本も虹があって互いに交差していた

地面には沢山の色鮮やかな花が咲いていた

辺りを見渡しても霧がかかっていて花と虹しか見えなかった

そして、どれだけ歩いても景色は一向に変わらず僕は歩き疲れてその場に座り込んでしまった

そして花の上に仰向けに寝転がり目を閉じた

思い出すのは雪との思い出…

毎日馬鹿なことして…一緒にお風呂に入ったり…一緒に寝て…ご飯も食べて…夏には一緒に盆踊りとかも行ったっけ

次から次へと思い出が溢れてくる









僕は死ぬのかな…?









そう考えると堪えていた涙が溢れてきた






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