フクワラ匕



ココカラデラレル――


顔ダッテ――



魅力的な話ではある。



でもやはりまだ不安が残る。


本当にこの暗闇から出るこは可能なのか。

何より、この不思議な少女を

信じてもいいのか。



あたしの考えを読んだように

少女が口を開いた。



さっき言ったこと。

別に難しい話じゃないわ。


あなたにはただ…



「わたしの代わりをしてほしいの」



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