フクワラ匕
1.日常
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―――…
―…
「…!…み!亜美!」
目を開けると、
心配そうにあたしの顔をのぞく優乃。
そうだった。今は昼休み。
昼食を食べて
お腹いっぱいになったあたしは
そのまま夢の中へ…。
「亜美、うなされてたから…」
「 う~ん、
ちょっと変な夢見ちゃった。
起こしてくれてありがとね。」
心臓はまだドキドキいってたけど、
優乃に心配かけたくなくて
一人ベランダにでた。