フクワラ匕



体育館までの廊下。


優乃は楽しそうに深月さんと喋っている。


普段優乃はあたしの聞き役になることが
多いのに珍しくキャッキャッと喋っている。


必然的にあたしは遥陽の横を歩く。


「深月さんって外見によらず
話しやすいのかな?」


「…かもね 」


いつもながらにクールな遥陽。

まぁ、あたしは慣れてるけどね。






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