フクワラ匕

過去





中学3年生の時

あたしと黒川君は隣のクラスだった。


その頃から黒川君は目立ってて。


比べてあたしは太った眼鏡っ子。

自分に自信がないから性格も暗い生徒。

唯一勉強だけは良くできた。



そんなあたしに明るく話しかけてくれたのが

黒川君だった。



それでも、あたしが黒川君に憧れるには充分な理由だった。





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