止まるトキまで
私の席は…
あそこだって、えぇ!?
私の大好きな人
『霧田 葎』(きりだ りつ)
同じミニバス出身で、身長も高い。
私と15cmは差があると思う。
スポーツ万能、成績優秀。優しい。
完全無欠な彼。そんな彼の事が、
小学生のころから、ずっと大好きだった。
そんな彼の席が隣になったわけだ。
嬉しいけど、ぶっちゃけ、恥ずかしくて話しかけることも出来ないかもしれない。
頑張れ、私。勇気を出して話しかけろ!
心の中で自分に勇気付けて、話しかけることを決心した。
「葎くん。これから宜しくね」
「まりんじゃないか。宜しく」
「あのね、私。バスケ部のマネージャーすることに決めたの。葎くんもバスケ部だったよね?」
「あぁ、そうだけど?」
「私、マネージャー頑張るからね!お互いに頑張ろうね」
「おぅ。頑張ろうな」
そう言って私の頭を撫でてくれた。
きっと、私の今の顔は「りんごのように真っ赤」だろう。
葎くんと他愛のない会話をしてると、
これから私の担任の先生であろう人が教室に入ってきた。
「みなさん、初めまして。これから一年間貴方たちのの担任を務めます。下崎 唯(しもざき ゆい)です。宜しくね。それでは、また明日!」
そういって、今日の学校は終了。
私は葎くんと一緒に体育館に行く約束をしていた。
「葎くー…ん…」
葎くんの周りには沢山の女の子たち。
はぁ…。ライバル多いな・・・
けど、取られたくない。頑張ろう。
私は大きな声で
「りーつーくーーーん1」
叫んだ。一斉に集まる視線。そんなの気にしない。
「まりーん!ごめんな。今から行こう!」
「うん!」
私の手をとって、走り出す葎くん。
私、葎くんと手、繋いでる・・・///
あそこだって、えぇ!?
私の大好きな人
『霧田 葎』(きりだ りつ)
同じミニバス出身で、身長も高い。
私と15cmは差があると思う。
スポーツ万能、成績優秀。優しい。
完全無欠な彼。そんな彼の事が、
小学生のころから、ずっと大好きだった。
そんな彼の席が隣になったわけだ。
嬉しいけど、ぶっちゃけ、恥ずかしくて話しかけることも出来ないかもしれない。
頑張れ、私。勇気を出して話しかけろ!
心の中で自分に勇気付けて、話しかけることを決心した。
「葎くん。これから宜しくね」
「まりんじゃないか。宜しく」
「あのね、私。バスケ部のマネージャーすることに決めたの。葎くんもバスケ部だったよね?」
「あぁ、そうだけど?」
「私、マネージャー頑張るからね!お互いに頑張ろうね」
「おぅ。頑張ろうな」
そう言って私の頭を撫でてくれた。
きっと、私の今の顔は「りんごのように真っ赤」だろう。
葎くんと他愛のない会話をしてると、
これから私の担任の先生であろう人が教室に入ってきた。
「みなさん、初めまして。これから一年間貴方たちのの担任を務めます。下崎 唯(しもざき ゆい)です。宜しくね。それでは、また明日!」
そういって、今日の学校は終了。
私は葎くんと一緒に体育館に行く約束をしていた。
「葎くー…ん…」
葎くんの周りには沢山の女の子たち。
はぁ…。ライバル多いな・・・
けど、取られたくない。頑張ろう。
私は大きな声で
「りーつーくーーーん1」
叫んだ。一斉に集まる視線。そんなの気にしない。
「まりーん!ごめんな。今から行こう!」
「うん!」
私の手をとって、走り出す葎くん。
私、葎くんと手、繋いでる・・・///