ネコがくれたモノ。



「相沢さん……?」


あたしを見て笑顔で手を振る相沢さん。


「久しぶり…っ」


息を荒くしてあたしの前で止まった。


「まだ、遥翔たちいる?」


「あ、はい」


「そこの部屋?」


「そうですよ」


「あー、ちょっと待ってて!」


そう言ってあたしが出てきた部屋に入っていった。



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