ネコがくれたモノ。



「それじゃぁ」


「また、おいでね」


「はいっ」


先に出ていってしまった遥翔さんを追いかける。


家を出てしばらく歩いていると遥翔さんが口を開いた。


「木島…だっけ?」


「はい」


「…お前ってすごいな」


「えっ?」



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