ネコがくれたモノ。
「俺たちっていうか、奏響がな?」
「遥翔もやりなよ」
「俺はこの辺を片付けるから」
「ふーん?」
2人で片付けながら何が話している。
あたしはソファに座る。
お腹いっぱいになって重たくなるまぶたを一生懸命開けた。
「お前、眠いの?」
「お腹いっぱいになっちゃって…」
「赤ちゃんかよ」
笑いながらテーブルを拭く遥翔さん。
「遥翔さん」
「ん?」
「遥翔さんはなにかあったんですか?」
「は?なんで?」