ネコがくれたモノ。



なんなんだろう。


俺はそんな木島がいいと思えた。


さっきはあんなに苦手だとおもっていたのに。


今までの女の子とは違う。


そう、今思った。


奏響が気に入るのもわかる気がした。


「久しぶりにレイに会えるんだ!」


「いっぱい遊んだ方がいいよ」


「もちろん、あそびますよ」


嬉しそうに奏響に話す木島。


なんとなく、あいつとは違った光を俺たちにくれた気がした。



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