True〜新選組と消えた記憶〜
土方が納得していると、不意に薫の顔が近付いてきた。
薫の体勢からして、口付けは頬ではなく口。
土方が身構えていると、薫の温度は口には届かず胸の辺りで止まった。
一一一一一とさっ
土「……………薫。」
薫「ん〜………むにゃ……………」
総「あれ………寝た?」
土「あぁ……………お前ら、これからは薫に酒なんか飲ませるなよ。」
皆「「「「「……………おぅ。」」」」」
土方の膝の上で、気持ち良さそうに寝ている薫。
そんな彼女を見ながら、6人は新年を迎えたのだった。