True〜新選組と消えた記憶〜




薫の言葉を聞いた土方は、あの時に言い切れなかった事を全て伝えた。


そして、誤解が解けた薫に笑顔が戻った瞬間、土方は薫を引き寄せた。


すると薫の頭に手を添えた土方は、薫の唇に自分のそれを合わせた。





一一一一一ちゅっ





その後、土方はわざと音をたてて唇を離すと、薫を見た。


すると、薫は今までにないほど顔を真っ赤にさせて土方を見ていた。





しかし薫は直ぐに、土方から急いで背を向けた。


土「………薫?」


薫「……………。」


土「薫、どうし一一一一一
薫「みみみ、見ないで////!!」




< 169 / 310 >

この作品をシェア

pagetop