True〜新選組と消えた記憶〜




勿論、猫も薫と一緒に総司の部屋に移ったわけで。


猫「にゃ〜、にゃ〜。」


総「ん?あぁ、金平糖ね。今あげるね〜」


薫「総司、猫ちゃんばっかり狡い!!」





実は、部屋を移ったその日に猫は総司になついた。


総司が隠し持っていた金平糖を、猫はいとも簡単に見付けてしまったのだ。





更に猫は、金平糖を気に入ってしまったものだから、総司を取られてしまったのだ。


薫が拗ねているのを見た総司は、笑って薫の頭を撫でた。





総「あははっ!!大丈夫、薫ちゃんの分もあるから。」


薫「……………本当?」


総「うん、当たり前だよ。」




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