True〜新選組と消えた記憶〜
11章
一一一一一がらがら
土「おぃ、交代だ。」
新「おっ、土方さんじゃねぇか!!」
小屋の中には、ぼろぼろになった桝屋と大量の汗をかいた新八がいた。
すると土方は、新八の耳元である道具を持ってくるように頼んだ。
新「………本気か?」
土「当たり前だ。」
不敵な笑みを浮かべる土方を見て、新八は頷くと小屋を出ていった。
そして土方は、転がっていた木刀を手に、桝屋の拷問を始めた。
土「本当の名を言え。」
桝「……………。」
土「………はぁ、面倒臭ぇ。」