True〜新選組と消えた記憶〜




すると土方は、薫の返事を聞くなり小屋に向かった。


土方が薫と小屋の前まで来ると、そこには新八が頼まれた物を持って立っていた。





すると新八は土方の隣にいる薫を見るなり驚いた顔をした。


新「え、ちょっ………土方さん、何を考えてるんだよ!!」


土「桝屋が薫のことを知っていた。だから連れてきたまでのこと。」





土方の言葉に、今度は薫が驚く番だった。


薫は、桝屋などと言う人は知らないのだ。





薫「それ………誰?」


土「長州の黒幕だ。」


薫「ちょ、長州!!?」




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