True〜新選組と消えた記憶〜




こうして"郁"元い、薫は近藤の好意で住ませて貰うこととなった。


さらに、記憶が無い上に女であることで、他の隊士達には会わせないように配慮することが決まった。





全てが決まったところで、薫はある疑問を聞いてみることにした。


薫「ところで、皆は……………何者なの?」


新「俺ら?一応、武士だけど………」





新八の答えに、薫は不満そうな顔をした。


するとそれに気付いた平助が口を開いた。


平「俺達は、新選組っていう武士の集団なんだ。」


郁「し…んせ、んぐ………み?」





そう、この出会いこそが薫の運命を狂わせるのだった一一一




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