True〜新選組と消えた記憶〜

*総司side





平助と一緒に池田屋に入ると、僕は直ぐに2階に上がってった。


魁先生って言われてる平助より早く2階に上がれたから、少し得意気になっていた。





だから揚々と階段を上ってたんだ。


そうしたら、僕が上りきるや否や近くの襖が勢いよく開けられた。





一一一一一すぱーんっ


長「新選組、覚悟!!!!」


総「覚悟?それは僕の台詞だよ!!」





襖の奥からは3人の長州藩士が出てきた。


その内の1人が飛び掛かってきたんだけど、僕にとっては赤子の手を捻るようなもの。





一一一一一ざしゅっ


総「何これ、呆気ないね。」





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