True〜新選組と消えた記憶〜
*斎藤side
俺は新八に1階を任せると、2階に駆け上がった。
無事に2階に上がると、既に敵は全滅していた。
斎「………総司、だな。」
俺は敵の斬られ方で判断し、総司を探すために足を踏み出した。
すると……………
一一一一一ぎしっ
斎「一一一っ!!!!」
階段から音がして、俺は刀に手を置いて急いで振り返った。
すると、そこにいたのは敵ではなく局長だったのだ。
斎「………局長ですか?」
近「お、斎藤か。丁度良かった、総司を見てないか?」
思わず局長に抜刀しそうだった俺に、局長は笑顔で近付いてきた。