True〜新選組と消えた記憶〜
忙しいと言い訳をしている土方を、薫は呆れた目で一瞥した。
そして薫は、それと同時に思った……………どうしてこんなに汚い部屋で寝ないといけないのか、と。
薫「土方さん、今から言うものを持ってきて。」
薫の命令口調に、土方は嫌気がさした。
土「あ?どうして俺が一一一一一
薫「じゃあ私、屯所内を歩き回って欲しい物を見付けてくる。」
土「……………分かったよ。で、何がいるんだ?」
薫は土方に、掃除用具と箱を3つ頼んだ。
その後、土方が頼まれた物を持ってくると早速、2人は夜遅くにも関わらず掃除を始めた。