True〜新選組と消えた記憶〜




農民や商人ならまだしも、土方は新選組の副長だ。


もう一生会えなくなる可能性もあるのだ。





土「薫、俺は何があっても生き延びてやる。絶対に死なねぇ。」


薫「…ひく、嫌………嫌だ……………」





土方は一旦、薫を腕の中から解放すると薫の目を覗き込んだ。


そして流れる涙を拭き取ると、土方は薫に微笑みかけた。





土「俺のこと、信じて待っててくれ。んで全てが終わったら………






























……………俺と夫婦になってくれ。」




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