True〜新選組と消えた記憶〜




土「俺は、一体何をしているんだろうな。」


薫「すぅ………すぅ………」





土方は、静かに眠っている薫の頭に手を伸ばすと、くしゃりと撫でた。


薫の髪は濡れて冷たくなっていて、土方は自分が何をしてしまったのかを改めて感じさせられた。


土「………すまない。」





土方は、そうぽつりと呟くと体の向きを変えて机に向かった。


そして、机の上に溜まった仕事を再開させるのだった一一一一一




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