LOVE School Life Ⅰ【完結】
「カラオケでも行く?」
「いいね」
「愛ちゃんは?時間平気?」
「え?あ、うん」
急に振られて、驚きながら頷く。
「んじゃ、カラオケ決定ー」
それから、移動した私達はカラオケへと入る。
やっぱりそこでも私は秋人の隣。
つか、寧ろ秋人が私の隣を陣取って誰も横に座らせない様にしている。
「何歌う?」
「最初はーやっぱ女々しくてでしょ」
そう、言う本間。
即、女々しくてを入れて盛り上がる皆。
「まじで、この曲俺っぽーい」
「秋人がー?」
「うん、こんな感じー」
本間と結城は立ち上がりはしゃいでいる。
それを見ながら、秋人がそう言っていた。
秋人が、この歌詞っぽいって?
……それって、好きな人の事?