LOVE School Life Ⅰ【完結】
……。
告白された?
今、私。
あの。
まじでモテた事とかないんですけど。
なのに、何コレ。
しかも、相手がシゲって。
私、そんな風に思った事一度もなかった。
でも、シゲはずっと私を…恋愛対象として見てくれてたって事?
聡子は知ってたのかな。
…知ってるよな。
ちょっと、待ってよ。
本当に本当に…本当の事なの?
私は自分の頬を思い切りつねる。
だけど、それはとっても痛くって。
これが現実に起こっている事を示していて。
「……まじかよ…」
ぽつりとそう、呟いていた。