LOVE School Life Ⅰ【完結】
10.一枚の写真
翌朝。
一睡も出来なかった私は、早々に準備を始めた。
……早めに待ち合わせ場所に行こうっと。
いつか、秋人が待ってた様に待ってよう。
ご飯もそこそこに、私は家を出る。
一晩考え抜いた私の答え。
……シゲとは付き合えない。
だって、シゲに恋愛感情を私は持てない。
だけど…、だけど。
友達でいられないかな。
それって…我儘なのかな。
うまく言えるかわかんないけど、それをシゲに伝えようと決めた。
まあ、そこに辿り着くまでに何度も自問自答したけどね。
聡子に電話したかったけど。
もしも、聡子が知らなかったとしたら…そう考えて何も言えなかった。
「…はあ」
待ち合わせ場所に到着した私は、携帯を見つめながら溜め息をつく。
30分前は流石の秋人もいなかったらしい。
ガードレールに腰かけて、体重を預けると空を仰ぐ。
一睡も出来なかった私は、早々に準備を始めた。
……早めに待ち合わせ場所に行こうっと。
いつか、秋人が待ってた様に待ってよう。
ご飯もそこそこに、私は家を出る。
一晩考え抜いた私の答え。
……シゲとは付き合えない。
だって、シゲに恋愛感情を私は持てない。
だけど…、だけど。
友達でいられないかな。
それって…我儘なのかな。
うまく言えるかわかんないけど、それをシゲに伝えようと決めた。
まあ、そこに辿り着くまでに何度も自問自答したけどね。
聡子に電話したかったけど。
もしも、聡子が知らなかったとしたら…そう考えて何も言えなかった。
「…はあ」
待ち合わせ場所に到着した私は、携帯を見つめながら溜め息をつく。
30分前は流石の秋人もいなかったらしい。
ガードレールに腰かけて、体重を預けると空を仰ぐ。