LOVE School Life Ⅰ【完結】

「ねえ、今日あっきーの家に行こうよ、ラブ」

「え?」

「暇でしょ?」


暇でしょって失礼な。
まあ、確かに暇だけども。


「俺も行くから行こうよ、愛ちん」


いや、本間行くから行きたいっていう風にはならないんだけども。
…ま、いっか。


「うん、秋人がOKって言ったらね」

「言うでしょ。普通に」

「何、その自信」

「あー俺も言うと思う」


何、本間も一緒に。
わかんないじゃん。ダメかもしれないじゃん。


そう、思ってたけど。

次の休み時間、結城がそう提案した後。


「うん、おっけーだよ」

だなんて、簡単に返事をする秋人がそこにいた。


ああ、そういえば…家においでとかなんとか言ってた様な。

秋人が断るわけないか。
予定ない限り。


放課後、秋人の家に行く事が決まった私達。

その後、授業を真面目に聞こうと思った私だが。
昨日の睡眠不足が今睡魔として襲ってくる。

流石に…一睡もしてないから、この誘惑に勝てない。


私は机に突っ伏して、寝てしまっていた。

気付いたのは放課後。
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