LOVE School Life Ⅰ【完結】
11.瞬、突撃訪問
私は自分の手を何度も握り締めて、どうにか震えが収まった頃。
「お待たせー」
秋人が笑顔で登場した。
だけど、部屋に私しかいないのを見て目を真ん丸にする。
「あれ?皆は?」
「瞬に付いて行ったよ」
「あ、そか。結構時間経っちゃってたね。ごめんね、愛ちゃん、一人にして」
「ううん、携帯いじってたし。全然平気」
本当は、秋人の部屋を色々見てましただなんて言えない。
動揺を悟られない様に笑顔を作る。
「…何かあった?」
秋人って。
どうして。
どうしてこんな鋭いんだよ。
私がもしかしてわかりやすいの!?
「何が?」
「いや、何かちょっと様子おかしいなって」
「そんな事ないよ。それよりも瞬のとこ行かなくていいの?」
「ああ、うーん。どうしようか?」
「は」
秋人は腕を組んで首を捻った後、私に含んだ笑いを見せてそう言った。
それにポカンとする私。
「お待たせー」
秋人が笑顔で登場した。
だけど、部屋に私しかいないのを見て目を真ん丸にする。
「あれ?皆は?」
「瞬に付いて行ったよ」
「あ、そか。結構時間経っちゃってたね。ごめんね、愛ちゃん、一人にして」
「ううん、携帯いじってたし。全然平気」
本当は、秋人の部屋を色々見てましただなんて言えない。
動揺を悟られない様に笑顔を作る。
「…何かあった?」
秋人って。
どうして。
どうしてこんな鋭いんだよ。
私がもしかしてわかりやすいの!?
「何が?」
「いや、何かちょっと様子おかしいなって」
「そんな事ないよ。それよりも瞬のとこ行かなくていいの?」
「ああ、うーん。どうしようか?」
「は」
秋人は腕を組んで首を捻った後、私に含んだ笑いを見せてそう言った。
それにポカンとする私。