LOVE School Life Ⅰ【完結】
「だって、愛ちゃんと二人きりなのに、わざわざ行かなくてもいっかなって」
ストンと秋人は私の前に座ると、顔を近付ける。
「………」
自然と後ずさる私。
「何逃げてるの」
「…逃げるでしょ」
「ええ」
そう驚いた後、「どうして?」って、口の端だけ上げると、ゆっくりと私に近付く。
ここは秋人の部屋。
それをすっかり忘れていたのは私だ。
さっきの写真で全て飛んでいた。
「や」
「…や?」
「やっぱり行こう!瞬のとこ!」
私は強引に立ち上がると、カバンを持つ。
「ホラ、行くよ!秋人も!」
「…はーい」
少し不満そうに口を尖らせながら、秋人はのろのろと立ち上がる。
それから、私のカバンを肩から取ると手を取って握り締めた。
ストンと秋人は私の前に座ると、顔を近付ける。
「………」
自然と後ずさる私。
「何逃げてるの」
「…逃げるでしょ」
「ええ」
そう驚いた後、「どうして?」って、口の端だけ上げると、ゆっくりと私に近付く。
ここは秋人の部屋。
それをすっかり忘れていたのは私だ。
さっきの写真で全て飛んでいた。
「や」
「…や?」
「やっぱり行こう!瞬のとこ!」
私は強引に立ち上がると、カバンを持つ。
「ホラ、行くよ!秋人も!」
「…はーい」
少し不満そうに口を尖らせながら、秋人はのろのろと立ち上がる。
それから、私のカバンを肩から取ると手を取って握り締めた。