LOVE School Life Ⅰ【完結】
そう言おうとしたとこで、スッと秋人が私の前へと立った。
私を完全に隠す様に。
その横には結城に本間。
「俺達、瞬に用があるんで」
「この子を渡す気一切ないし」
「そう言うつもりないから」
秋人から本間まで、男の顔を真っ直ぐに見て臆することなくそう言った。
「なっ。… 生意気だな、こいつら。瞬」
「すみません、泰さん。後でいっとくんで俺今日帰っていいっすか。
こいつら連れて来ます」
「……二度とこいつらの顔を見せるな」
「はい」
舌打ちをすると、男が奥へと入って行く。
瞬は扉から外へと出て、後ろ手に閉める。
それから、はあっと溜め息をついた。
「……お前ら、何か用」
瞬は私達を睨むと、冷たくそう言う。
そんな瞬を真っ直ぐに見て、秋人が返す。
「瞬、こんなとこ辞めろよ」
「…はあ、関係ないだろ」
壁に背をつけると、瞬はだるそうに言った。
私を完全に隠す様に。
その横には結城に本間。
「俺達、瞬に用があるんで」
「この子を渡す気一切ないし」
「そう言うつもりないから」
秋人から本間まで、男の顔を真っ直ぐに見て臆することなくそう言った。
「なっ。… 生意気だな、こいつら。瞬」
「すみません、泰さん。後でいっとくんで俺今日帰っていいっすか。
こいつら連れて来ます」
「……二度とこいつらの顔を見せるな」
「はい」
舌打ちをすると、男が奥へと入って行く。
瞬は扉から外へと出て、後ろ手に閉める。
それから、はあっと溜め息をついた。
「……お前ら、何か用」
瞬は私達を睨むと、冷たくそう言う。
そんな瞬を真っ直ぐに見て、秋人が返す。
「瞬、こんなとこ辞めろよ」
「…はあ、関係ないだろ」
壁に背をつけると、瞬はだるそうに言った。