LOVE School Life Ⅰ【完結】
「あ、あ、あ…」
「ん?」
「秋人のバカ野郎ーーーーーーーーー!!!!!!!」
そういうのはダメだって言ったのに。
最初に言ったのに。
気付けば私は思いっ切り、秋人の顔にパンチをしていた。
それは見事、ヒット。
こっちの手も痛い。
「い、った、痛い、愛ちゃん」
涙目でこっちを恨めしそうに見る秋人。
そんな秋人を放って、私は踵を返すと歩き出した。
油断してた。
かんっぺき。
油断しまくってた。
抱き締められるぐらいなら、仕方ないっていうか。
なんつうか。
まだ、許せたけど。
だけど、これは、もう。
くっそ、自分に腹が立つ。
めっちゃ動揺してる自分がいて、それにも苛立ちを隠せない。
「ん?」
「秋人のバカ野郎ーーーーーーーーー!!!!!!!」
そういうのはダメだって言ったのに。
最初に言ったのに。
気付けば私は思いっ切り、秋人の顔にパンチをしていた。
それは見事、ヒット。
こっちの手も痛い。
「い、った、痛い、愛ちゃん」
涙目でこっちを恨めしそうに見る秋人。
そんな秋人を放って、私は踵を返すと歩き出した。
油断してた。
かんっぺき。
油断しまくってた。
抱き締められるぐらいなら、仕方ないっていうか。
なんつうか。
まだ、許せたけど。
だけど、これは、もう。
くっそ、自分に腹が立つ。
めっちゃ動揺してる自分がいて、それにも苛立ちを隠せない。