LOVE School Life Ⅰ【完結】
「…愛は秋人に本気なわけ?」

「へ?」


思わず、間の抜けた声が出た。



え?何?
今日は結城といい、瞬といい…。

そんなに秋人と付き合ってるのがおかしい?


…いや、おかしいか。
うんうんと、腕を組みながら頷く私。


「どうなの?」

「え?あ、えっと」

「…まあ、どっちでもいいけど。
秋人は辞めておけ」

「……何で?」


瞬はこっちを見ずに、私の問いに答えた。


「何でも」


それは答えになってません。
意味不明です。

他人を納得させたいなら、もっとちゃんと話して下さい。


「それじゃわからない」

「……秋人とはヤった?」

「はあっ!?」


いきなり何を聞くわけ!?

私が思いっきり動揺するけど、瞬は至って普通。
何なの!?
ちゃらおーず、おかしいんじゃないの!?

面と向かって、ヤッた?って。
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