LOVE School Life Ⅰ【完結】
目の前にいる三人は本当に申し訳なさそうに謝っている。

これも演技?
やったのはこいつら?


血の気が引くってのはこの事だろうと私は思った。
こんなんで体験したくなかったけどね。


茫然としている私。
その後ろから現れたのは、またもあの男。


「ラブーー。どうしたの、そんなとこで突っ立って」


結城はさっきと変わらず、明るく私に話しかける。
振り返らない私の肩越しに、黒板の文字を見つけた。


「……は。何コレ」


ぼそっと呟く様に言った結城。

その後ろから、本間が少し遅れてやって来る。


「どうしたのー?新一」

それから、黒板の文字を見ると酷っと言っていた。



色々なとこから、ざわざわ、ひそひそと私の悪口が聞こえる。
耳を塞ぎたい衝動に駆られる私。
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