LOVE School Life Ⅰ【完結】
その日の放課後。


やっと授業が終わったー!
私はそんな想いで腕を伸ばす。

今日も、なんか、すっごく疲れた。


腕を伸ばしきったとこで、

「愛!」

そうやって声をかけられた。

振り向くと、そこにいたのは女三人衆。


「……」


三人は私が黙っていると、目を合わせながらそわそわしている。
それから、揃って頭を下げ出した。

ぎょっとする私。


「ごめんなさい!」

「え、え。何が、え。あ、頭上げて」

「私達が余計な事他の人に言わなければ愛、あんな酷い事書かれなかったのに」

「本当にごめんね」


次々に謝ってくる三人。

「いや、三人は…悪くないよ。あれ書いたわけじゃないし」

「そうだけど…でも」

「ううん、大丈夫だよ」
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