新撰組と闇夜の少女 -幕末恋物語-





別に認めてもらいたいんじゃない。
ただ、私は居場所が欲しいだけ。

一人じゃない場所。



そう、新撰組のような温かい居場所が欲しいだけだ。


未来には、私の居場所なんてない。
ただ、殺し屋としてのチームメートだけ。協力し合うだけの仲間・居場所だ。





私は温かい仲間や温かい居場所を手に入れたいけど、私には無理だ。

こんな、私みたいな人間に誰も優しく、信じてくれる奴なんていない…。









< 121 / 143 >

この作品をシェア

pagetop