新撰組と闇夜の少女 -幕末恋物語-





今まで黙っていた土方が口を開いた。

土方「おい、総司。
釘と蝋燭は持って来たんだろうな」


沖田「勿論ですよ。」
ほらっと言うような顔で答えてやがる。


沖田が、軽く私の体に刀で傷をつくる。
そして、傷口に蝋燭を当てられる。


蓮華「ゔぅッ。」

土方「さっきまでの威勢はどうした?
痛いだろ、早く楽になりたいだろ。
早く吐けば楽になるぞ?」









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