新撰組と闇夜の少女 -幕末恋物語-





隊士「取り敢えず、放そうぜ」

隊士「こんなところ幹部の方に見られたら何されるか分からんからな」


そう言って、私の手首を放し部屋に戻って行った。


こんな事してる暇ない。
彼らの食べ終え食器を洗わなければならないのだから。


直ぐに広間に行き食器を勝手場に運ぶ。


新撰組には二・三人女中がいるらしいが彼女らは何もしない。

けれど、幹部の誰かが見ていたり側にいたら仕事をちゃんとする。









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