新撰組と闇夜の少女 -幕末恋物語-
°あれから…
あの嫌がらせから数日たった。
あの後は、ちゃんと片付けをして昼餉と夕餉の支度をした。
その日から、朝餉、昼餉、夕餉と餉の用意はするが私は食べなかった。
極力彼らと距離を取る事にした。
食べずに屋根に寝そべっていた。
そこに監察官の山崎烝が来た。
山崎「桜乃、会うのはあの日以来だな。
あの嫌がらせの真相、土方さん達にちゃんと知らせたほうがええんとちゃう?」
蓮華「山崎さん、勝手な事言ったりしないでね。別に彼らと親しむ為に此処にいるんじゃないのくらい知ってるでしょ?
ただの居候みたいな者。
身分的には上には逆らえないもの…」