思い出の・・・




気づけば駅についてしまった



腕時計を確認すると9時まであと20分も残ってしまった



あたしは近くにあるカフェで彼が来るのを待つことにした



店に入ると…



「いらっしゃいませ。お一人様ですか?」



「はいっ!」



「只今、お席にご案内しますね!」



あたしは窓側の席に座った



「何になさいますか?」



「じゃぁ。紅茶をお願いします」



「かしこまりました。少々、お待ちくださいませ」



店員さんは頭をペコッっとし戻っていった



そして10分くらいしたところで…



「お待たせいたしました。紅茶になります!」



「では。ごゆっくり!」



彼が現れるのを待ちながらゆっくりを紅茶を飲んだ



だけど…彼は9時になっても現れなかった


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