思い出の・・・
司side
俺は真剣に悩んでいた…
咲月の宿題を見たお礼に明日出かけることになったからだ
実際、俺はデートは数えきれないほどしたことはあるがここまで真剣に服装を気にしたことがない
どの服を着ればいいのだろう?
俺は仕方なく兄貴に聞いてみることにした
「兄貴ー。どんな服を着ていけばデートが成功すると思うか?」
「あぁ?珍しいな…司から話しかけてるなんてよ」
「いや。質問したかったから…」
「んあ?なんだっていいんじゃね?別にいつもは気にしねぇくせに。どうしたんだよ。好きなやつできたか?もしかしてデートの相手が好きなのか?」
「別になんだっていいだろ。まぁ。気になるだけだ。ほっとけ!」
「いや。お前に本命ができるなんて初めてだから気になるんだよ。んだよ。その子どんな感じなんだよ?かわいい系か?天然系か?」
「兄貴なんかに相談すんじゃなかったなぁ…めんどくせぇー」
「めんどくせぇ。とは何だ?おい。司!名前だけ教えろよ!」
「椎葉咲月」
「椎葉咲月ちゃんかー。可愛い名前だな」
確かに俺もそう思った!…っと心で言いながら
「まぁ。明日は自分らしい服装でいくよ。んじゃおやすみ」
と言って自分の部屋に戻った