いつか見つけてね。
東京のホテルのスイートルームで私とタミーはベッドに寝転がって話している。
彼女のコンサートが終わってから慌ただしく車に乗り込みやっと部屋に戻ってきた私達。
「ねえ、日本の学校のこと教えて。
美穂、彼氏とどうなったの?」
タミーには私と彼氏がわかれたことを話していなかった。
「うん、高校卒業で別れた。
遠距離恋愛だったからね。」
「嘘。遠距離恋愛だから別れたなんて。
私は絶対そんなことしない。
美穂もそうでしょ?」
タミーが悲しそうに私を見るから
「振られたの。
体許さなかったから。」
そう言うと
「そんなの男なんて言えないね、最悪。
別れて正解だよ。」
そう言って慰めてくれた。
もう、大丈夫なんだよ、って言ってもずっと怒ってくれた。
彼女のコンサートが終わってから慌ただしく車に乗り込みやっと部屋に戻ってきた私達。
「ねえ、日本の学校のこと教えて。
美穂、彼氏とどうなったの?」
タミーには私と彼氏がわかれたことを話していなかった。
「うん、高校卒業で別れた。
遠距離恋愛だったからね。」
「嘘。遠距離恋愛だから別れたなんて。
私は絶対そんなことしない。
美穂もそうでしょ?」
タミーが悲しそうに私を見るから
「振られたの。
体許さなかったから。」
そう言うと
「そんなの男なんて言えないね、最悪。
別れて正解だよ。」
そう言って慰めてくれた。
もう、大丈夫なんだよ、って言ってもずっと怒ってくれた。