いつか見つけてね。
夏休み中にいっぱいアルバイトしていた。
お盆に実家に帰ると兄も家にいて暇だからって買い物に連れて行ってくれた。
「大学は?」
「うん、楽しいよ。友達もできたし、合コンとかも行ってね。」
すると兄が心配そうに
「お前、彼氏出来た?」
って聞くから
「まだ。史君のせいで彼氏の理想が高くなってんだからね。
今日は彼氏いない分史君に買ってもらうし、美味しいところ連れてってもらうからね。」
兄はくすっと笑って
「俺のせいじゃないぞ。美穂に彼氏いないのは。
でも、可哀想だから奢ってやるよ。」
そう言いながら兄はツードアのスポーツカーをさっそうと運転していた。
私はあんまり知らないけど、外車だって。
「史君、今アルバイトしててね。
この夏休み明けたらアパートに引っ越そうと思っているの。
やっぱり一人暮らししたくて。」
おしゃれなイタリアンのお店でご飯を食べている時に私はその事を持ち出した。
すると、少し険しい顔をしたけどすぐに私を見据えて
「美穂、一人暮らしって。」
もう準備していた言い訳を話した。
「やっぱり、自立しないとねって思って。
それに史君が仕事できた時にホテルじゃなくて家に来たらいいでしょ?
それなら私の暮らしぶりもわかるだろうし。
月2回も来るんだから、家の方が気が楽だよね!」
これならうんって言ってくれるよね?
お盆に実家に帰ると兄も家にいて暇だからって買い物に連れて行ってくれた。
「大学は?」
「うん、楽しいよ。友達もできたし、合コンとかも行ってね。」
すると兄が心配そうに
「お前、彼氏出来た?」
って聞くから
「まだ。史君のせいで彼氏の理想が高くなってんだからね。
今日は彼氏いない分史君に買ってもらうし、美味しいところ連れてってもらうからね。」
兄はくすっと笑って
「俺のせいじゃないぞ。美穂に彼氏いないのは。
でも、可哀想だから奢ってやるよ。」
そう言いながら兄はツードアのスポーツカーをさっそうと運転していた。
私はあんまり知らないけど、外車だって。
「史君、今アルバイトしててね。
この夏休み明けたらアパートに引っ越そうと思っているの。
やっぱり一人暮らししたくて。」
おしゃれなイタリアンのお店でご飯を食べている時に私はその事を持ち出した。
すると、少し険しい顔をしたけどすぐに私を見据えて
「美穂、一人暮らしって。」
もう準備していた言い訳を話した。
「やっぱり、自立しないとねって思って。
それに史君が仕事できた時にホテルじゃなくて家に来たらいいでしょ?
それなら私の暮らしぶりもわかるだろうし。
月2回も来るんだから、家の方が気が楽だよね!」
これならうんって言ってくれるよね?