いつか見つけてね。


部屋から出て考えるのは美穂の事ばかり。


一人で駆け出したのにすぐに追いかけもしないで、親父にも誤解されて。



「俺、マジで何やってんねん。

ほんまアホちゃうか。






美穂どこ行ったんや。


一人で泣いてへんやろうか。」


独り言を呟いてた。


そしてホテルを出て美穂の携帯にかけてみた。










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