いつか見つけてね。
マンションにつくともう日もすっかりくれてしまっていた。


史君がまだ心配そうに私を見る。


「タミーと夜景の見えるレストラン行くんでしょ?


ほら早く行って。


私これからアキラさんと会う約束なの。


あとで話すから、ね?」


これでわかってくれただろうか、


私を一人にしないように史君はタミーとここで過ごすつもりにしていたはずだ。



「本当か?それなら安心だけど。

何かあったらすぐに連絡しろよ。」


でも、そんなことしないよ。





二人で楽しんでおいでと何も知らないタミーはまた腕をとって出ていった。
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