いつか見つけてね。
スッと抱きかかえられて彼のベッドルームに行く。


今まで訪れた部屋は書斎とリビングだけだから彼のベッドルームに少し緊張した。


薄暗い部屋に入ると窓のカーテンが開いていて夜景が目に入ってきた。


ベッドにフワッと降ろされた。

フワフワの大きなベッド、光信さんがベッドに乗ると少しきしんだ。


「カーテン、



外から「大丈夫。外からは見えないよ。」


なにか触ったと思ったら夜景が消えてすりガラスに変わった。


それと同時に少しライトがつく。





「美穂。


座ろうか。」


体を光信さんが起こしてくれた。


そしてまた抱きしめられてキスをされる。



「本当にいいのか?」



最終確認、私の覚悟は決まってるよ。



「光信さん。

好きです。」


そう言って私の方からキスをした。









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