いつか見つけてね。
*
「倉梯さん、お久しぶりですね。
お変わリありませんか?」
母さんがすごく親しみながら話しかけると
「靖枝さん、会長、お久しぶりです。
とうとう光信くんに後を継がせるんですか。
いろいろ話は聞いてますよ。
この前はインドでかなりの功績を残して。
うちの息子はまだまだですから現役のままですね。」
「息子さんはもう社会人になったのかしら?」
「いや、まだ大学生ですよ。
京都にいます。
光信君の話をしたら驚いてたよ。
昔よく遊んでもらったからな。」
倉梯岳斗、昔弟のようにかわいがってた奴がいた。
倉梯家とは家族ぐるみで仲良くしていた。
あいつももう大学生か、美穂と同じか。
まさか、二人が知り合いだったなんて。
「倉梯さん、お久しぶりですね。
お変わリありませんか?」
母さんがすごく親しみながら話しかけると
「靖枝さん、会長、お久しぶりです。
とうとう光信くんに後を継がせるんですか。
いろいろ話は聞いてますよ。
この前はインドでかなりの功績を残して。
うちの息子はまだまだですから現役のままですね。」
「息子さんはもう社会人になったのかしら?」
「いや、まだ大学生ですよ。
京都にいます。
光信君の話をしたら驚いてたよ。
昔よく遊んでもらったからな。」
倉梯岳斗、昔弟のようにかわいがってた奴がいた。
倉梯家とは家族ぐるみで仲良くしていた。
あいつももう大学生か、美穂と同じか。
まさか、二人が知り合いだったなんて。