いつか見つけてね。
今日はクリスマスイブ。
光信さんが仕事があって、早く終わらせたらすぐに連絡が来ることになっている。
アキラさんの会社に朝から出向いた。
今日はバイトは休み。
頼んでいたものが到着してるはずだから。
プレゼントはみんなで集まった時に買った。
普通ならネクタイや手袋など身に着けてもらうものを買うみたいだけど、
私の買ったプレゼントはお箸。
いつも光信さんのところで食べるご飯は綺麗な食器に盛られて出てくる。
まるで料亭に行ったみたいなそんな感じ。
「XX焼の有名な先生が作ったお皿だ」
と昔言われて、私でも知ってる。
引っ越し祝に母親から貰った食器だといってた。
食べるのにすごく緊張してしまう。
そのことをアキラさんに話したら
「私陶芸教室に通ってるのよ。
美穂も一緒においで、
光信にお茶碗作ってあげたら気兼ねなく使えるじゃない?」
そして、一緒に何度か通って練習した。
ほとんど大人な女性ばかりのクラスで、すごく楽しい。
同年代は誰もいなくて私が一番年下。
社会人の女性たちの話は面白くて子供な私をかわいがってくれる。
会社の愚痴や彼氏、旦那さんの話、お姉さんたちの話はすごく面白くていつもあっという間に時間が過ぎてた。
アキラさんはすごく充実した生活をしてる。
私の憧れるお姉さん。
アキラさんのもとへ行くと、木箱に入ったお椀を差し出された。
「綺麗に出来てるよ。
美穂は器用だね。
今日はこれ持って楽しく過ごすんだよ。
私からのプレゼントもあるんだけどさ。」
私は全く予想してなかったことに驚いて
「えっ?
プレゼントですか?
私そんなこと全く考えてなくって。
アキラさんに何も準備してません。。。」
ごめんなさい、というと
「別に美穂からプレゼントが貰いたいわけじゃないの。
ただ私がプレゼントしたかっただけ。
う~ん、ボーナスってことでどう?
うん、これはボーナス。」
バイトでボーナスなんて貰えるとは思わなかったけど、多分私が受け取らないとアキラさんが悲しむから
「はい。ありがとうございます。」
と大きな紙袋を貰った。
「こんな荷物だったら大変だから送ってあげる。
ほら行くよ。」
木箱と大きな紙袋を持って歩くのは気が引けたのでそれは快くお願いした。
車で送られたのはマンションじゃなかったけど。
光信さんが仕事があって、早く終わらせたらすぐに連絡が来ることになっている。
アキラさんの会社に朝から出向いた。
今日はバイトは休み。
頼んでいたものが到着してるはずだから。
プレゼントはみんなで集まった時に買った。
普通ならネクタイや手袋など身に着けてもらうものを買うみたいだけど、
私の買ったプレゼントはお箸。
いつも光信さんのところで食べるご飯は綺麗な食器に盛られて出てくる。
まるで料亭に行ったみたいなそんな感じ。
「XX焼の有名な先生が作ったお皿だ」
と昔言われて、私でも知ってる。
引っ越し祝に母親から貰った食器だといってた。
食べるのにすごく緊張してしまう。
そのことをアキラさんに話したら
「私陶芸教室に通ってるのよ。
美穂も一緒においで、
光信にお茶碗作ってあげたら気兼ねなく使えるじゃない?」
そして、一緒に何度か通って練習した。
ほとんど大人な女性ばかりのクラスで、すごく楽しい。
同年代は誰もいなくて私が一番年下。
社会人の女性たちの話は面白くて子供な私をかわいがってくれる。
会社の愚痴や彼氏、旦那さんの話、お姉さんたちの話はすごく面白くていつもあっという間に時間が過ぎてた。
アキラさんはすごく充実した生活をしてる。
私の憧れるお姉さん。
アキラさんのもとへ行くと、木箱に入ったお椀を差し出された。
「綺麗に出来てるよ。
美穂は器用だね。
今日はこれ持って楽しく過ごすんだよ。
私からのプレゼントもあるんだけどさ。」
私は全く予想してなかったことに驚いて
「えっ?
プレゼントですか?
私そんなこと全く考えてなくって。
アキラさんに何も準備してません。。。」
ごめんなさい、というと
「別に美穂からプレゼントが貰いたいわけじゃないの。
ただ私がプレゼントしたかっただけ。
う~ん、ボーナスってことでどう?
うん、これはボーナス。」
バイトでボーナスなんて貰えるとは思わなかったけど、多分私が受け取らないとアキラさんが悲しむから
「はい。ありがとうございます。」
と大きな紙袋を貰った。
「こんな荷物だったら大変だから送ってあげる。
ほら行くよ。」
木箱と大きな紙袋を持って歩くのは気が引けたのでそれは快くお願いした。
車で送られたのはマンションじゃなかったけど。