いつか見つけてね。
*
美穂より先に風呂に入った。
俺に気を使って先に入ってくれと言われて風呂場へ行くと先ずはお湯をためた。
その間にシャワーを浴びた。
めったにお湯を貯めることがない俺でも、疲れが出てる時は風呂でのんびりとリラックスするのが好きでかなりのリラックスグッズを取り揃えている。
まずは、照明。
アロマキャンドルを間接照明に、それからバスオイルをお湯の中にたらした。
本当なら花びらでも湯船に浮かせたいところだがそこまで準備していなかった。
これは今度にしよう。
だから目の止まるところへ観葉植物をおいた。
もちろん、この風呂場に俺以外の誰も入ったことがない。
妹尾も泊まることはあってもわざわざシャワーを浴びさせるはずがない。
浴室と寝室は誰にも侵されたくない俺のテリトリーだから。
昔付き合った女共はこの部屋にさえ入れなかった。
アキラは別だが、アイツを女としてみたことがない。
ホテルか女のところへ行ってたから。
美穂が泊まって、一緒に一夜過ごせると思うと俺のテリトリーのはずの場所に美穂と一緒にいたいと思える。
一緒に風呂に入ろうというと敬遠されるからそれはまだ我慢。
だから、なるべく寛いでもらいたくて俺は一生懸命だった。
風呂を上がってから美穂に入るように促すと少し恥ずかしそうになりながら洗面室のドアを閉めた。
それから俺は美穂が一人で俺の飾った風呂に入って満足してくれたか気が気でなかった。
だが、長湯してるみたいで、リラックスできているのか、ただ俺の前に出てくるのが恥ずかしいのか無理させてしまったかと思って焦っているとカチャリとドアが開いた音が聞こえた。
その音に反応したかのように俺は腕を眼に当てて寝た振りをする。
すると
「光信さん、お風呂上がりました。光信さん?」
相変わらず俺のことを名前で呼びにくいのかさん付けされている。
目の前にいるのがわかった、気配と美穂の息遣いが聞こえる。
せっかく美穂がその場にいるのに、俺のわがままで俺は美穂が名前で呼んでくれるまで寝たふりを決め込んだ。
「光信さん、こんなところで寝てちゃ風邪引きますよ。」
まださん付けしてる。
でも、呼吸が近くてすぐ側にいるのがわかった。
すると俺の髪に美穂の指が絡んできた。
ドキッと体温が上昇した。
寝てるふりがバレてしまっただろうか、すぐにでも目を開けて抱きしめたい。
どんな顔をして俺の事を見ているのか、その指先に俺の体は熱くなった。
「ふふっ。今日はわざわざありがとうございました。最高のクリスマスでしたよ。おやすみなさい。みつのぶ。」
光信と名前で呼ばれた途端俺の理性は止めることができなかった。
「まだクリスマスは終わってないよ。美穂。」
そう言うとがっしりと美穂を捕らえた。
美穂より先に風呂に入った。
俺に気を使って先に入ってくれと言われて風呂場へ行くと先ずはお湯をためた。
その間にシャワーを浴びた。
めったにお湯を貯めることがない俺でも、疲れが出てる時は風呂でのんびりとリラックスするのが好きでかなりのリラックスグッズを取り揃えている。
まずは、照明。
アロマキャンドルを間接照明に、それからバスオイルをお湯の中にたらした。
本当なら花びらでも湯船に浮かせたいところだがそこまで準備していなかった。
これは今度にしよう。
だから目の止まるところへ観葉植物をおいた。
もちろん、この風呂場に俺以外の誰も入ったことがない。
妹尾も泊まることはあってもわざわざシャワーを浴びさせるはずがない。
浴室と寝室は誰にも侵されたくない俺のテリトリーだから。
昔付き合った女共はこの部屋にさえ入れなかった。
アキラは別だが、アイツを女としてみたことがない。
ホテルか女のところへ行ってたから。
美穂が泊まって、一緒に一夜過ごせると思うと俺のテリトリーのはずの場所に美穂と一緒にいたいと思える。
一緒に風呂に入ろうというと敬遠されるからそれはまだ我慢。
だから、なるべく寛いでもらいたくて俺は一生懸命だった。
風呂を上がってから美穂に入るように促すと少し恥ずかしそうになりながら洗面室のドアを閉めた。
それから俺は美穂が一人で俺の飾った風呂に入って満足してくれたか気が気でなかった。
だが、長湯してるみたいで、リラックスできているのか、ただ俺の前に出てくるのが恥ずかしいのか無理させてしまったかと思って焦っているとカチャリとドアが開いた音が聞こえた。
その音に反応したかのように俺は腕を眼に当てて寝た振りをする。
すると
「光信さん、お風呂上がりました。光信さん?」
相変わらず俺のことを名前で呼びにくいのかさん付けされている。
目の前にいるのがわかった、気配と美穂の息遣いが聞こえる。
せっかく美穂がその場にいるのに、俺のわがままで俺は美穂が名前で呼んでくれるまで寝たふりを決め込んだ。
「光信さん、こんなところで寝てちゃ風邪引きますよ。」
まださん付けしてる。
でも、呼吸が近くてすぐ側にいるのがわかった。
すると俺の髪に美穂の指が絡んできた。
ドキッと体温が上昇した。
寝てるふりがバレてしまっただろうか、すぐにでも目を開けて抱きしめたい。
どんな顔をして俺の事を見ているのか、その指先に俺の体は熱くなった。
「ふふっ。今日はわざわざありがとうございました。最高のクリスマスでしたよ。おやすみなさい。みつのぶ。」
光信と名前で呼ばれた途端俺の理性は止めることができなかった。
「まだクリスマスは終わってないよ。美穂。」
そう言うとがっしりと美穂を捕らえた。