いつか見つけてね。
朝から和風の出汁の匂いがする。
夢を見ていたからこんな匂いまで感じるのかな、
瞼を開けると光信がベッドにいない。
二度寝して起きたら光信はもう起きたみたいだった。
いつもは私が起きるまでいてくれるのに、それか私が光信が起きるのを待っているのにどうしたんだろう。
ベッドから起き上がり暖かいフローリングをつたいながら寝室のドアを開けると鰹だしの匂いがもっとしてくる。
光信がなにか作ってるんだってすぐにわかって私はキッチンへ急いだ。
寝癖も気にせず、パジャマのままで光信の側に行くと
「あっ、おはよう。
美穂、よく眠れた?」
と声をかけてくれる。
いつもならコーヒーとベーカリーのパンだったりのことが多いのに、今日は味噌汁に焼き魚まで焼かれている。
私が夢で見たご飯の延長みたい。
炊飯器に目をやると保温になっていて、少し期待をかけて開けてみると
「炊き込みご飯だ。」
嬉しくて、子供みたいにはしゃぐと
「美穂の作ったお椀によそって運んでくれるか?」
って言われたから
「はいっ。
美味しそう。」
と御機嫌にご飯を山盛りにした。
夢を見ていたからこんな匂いまで感じるのかな、
瞼を開けると光信がベッドにいない。
二度寝して起きたら光信はもう起きたみたいだった。
いつもは私が起きるまでいてくれるのに、それか私が光信が起きるのを待っているのにどうしたんだろう。
ベッドから起き上がり暖かいフローリングをつたいながら寝室のドアを開けると鰹だしの匂いがもっとしてくる。
光信がなにか作ってるんだってすぐにわかって私はキッチンへ急いだ。
寝癖も気にせず、パジャマのままで光信の側に行くと
「あっ、おはよう。
美穂、よく眠れた?」
と声をかけてくれる。
いつもならコーヒーとベーカリーのパンだったりのことが多いのに、今日は味噌汁に焼き魚まで焼かれている。
私が夢で見たご飯の延長みたい。
炊飯器に目をやると保温になっていて、少し期待をかけて開けてみると
「炊き込みご飯だ。」
嬉しくて、子供みたいにはしゃぐと
「美穂の作ったお椀によそって運んでくれるか?」
って言われたから
「はいっ。
美味しそう。」
と御機嫌にご飯を山盛りにした。