いつか見つけてね。
バイトに行くと岳斗君がすでに来ていた。
「おはよう。エミ。
昨日は楽しかった、久しぶりに史也さんと話せてよかった。」
「うん、おはよう。岳斗君と史君よく飲んだよね。大丈夫?」
「ああ。それは全然平気。
それより、今日のカッコすげー可愛いな。
デートでもあるのか?」
「違う、違う。
着替え持ってなくて、彼からプレゼントされちゃた。
似合ってる?」
岳斗君の顔が一瞬引きつったみたいに見えたけど
「着替え持って無いって,一体…
んああ。よく似合ってる。」
そう言ってくれて仕事も機嫌よく出来た。
お昼休憩に岳斗君が、
「飯行かね?」って誘ってくれたけど、光信のご飯で作ったおにぎりがあったから
「ごめん、お昼はおにぎり持ってきたんだけど。
もし良かったら一緒に食べる?」って聞くと
「ああ。食う。でも、それじゃ足りないから
コンビニまで行くの付き合ってくれよな。」
と言われて、私もお茶を買おうと思って一緒に会社を出た。
お昼は人通りが多くてみんな一斉に食堂やコンビニに足を運んでいる。
コンビニにつくまでに急いでいる人とぶつかりそうになった。
勢い良く走ってきて私の肩がバンッと触れて思わずこけちゃう、と目を閉じると岳斗君ががっしりと抱きとめてくれて転ばないですんだ。
「大丈夫?」
そう言って私の心配をすると、ぶつかった会社員を睨みつけて
「お前、あやまれや。
こいつ転ぶとこやったやろ。」
と、大人捕まえてかなりの勢いで突っかかっていった。
ぶつかったのよりも岳斗君の行動に驚いてしまって
「岳斗君、
もう大丈夫だから、。」
そう言って岳斗君の側に行き袖を引っ張った。
岳斗君の目が私を見下ろし、射ぬいているみたいに真剣に見えたから。
「エミ、本当に大丈夫か?」
「うん、平気。」
そしてまた顔をその人に向けて
「気をつけろよ。急ぐんだったら早めに考えて行動しろよな。」
でも、それはほんの一瞬だけ、あとはいつもの岳斗君だった。
二人でコンビニでおでんとお茶とスイーツを買った。
一緒にテーブルに広げて食べていると光信から電話が来た。
「ちょっとごめんね。」
と席を立とうとすると、岳斗君が
「誰から?」
って尋ねるから、首を降る。
「彼氏。だからごめんね。」
っていうのに勝手に携帯を取られて、そのまま耳元に当てて話し出した。
「もしもし、ノブ兄?
俺、岳斗。
久しぶり。この前のパーティー来なかったでしょ。
せっかく楽しみにしてたのに。」
???
「知り合い、なの?」
目の前で岳斗君が光信と話しているのをあっけにとられて見ていると
「ああ。俺の兄貴みたいな人。
エミの彼氏って知ったのはついこの前だけどな。」
「そうだったんだ。」
「エミっじゃなくて、美穂とかわる。」
そう言ってさっと電話を渡されたけど驚いてしまって言葉が出ない。
電話口では
美穂?って心配そうに聞いてくれる優しい光信の声が聞こえた。
「あっ、もしもし光信?
今お昼食べてたところ。」
おにぎり食べてるのか?
「うん、おにぎりとコンビニでおでんを買ってね。」
コンビニ行ったのか。
岳斗も一緒に?
「うん、岳斗くんも一緒に。」
仕事終わったら迎えに行く。
一緒に帰ろう。
「はーい、じゃあとでね。」
電話を切ると岳斗君が
「何ニヤついて?
後で何があんの?」
っていたずらに言うから
「うん、一緒に帰ろうって。
ってか、光信と岳斗君が知り合いだったなんて知らなかった。
仲良さそうだけど、昔からの知り合い?」
「ん。
ああ。子供の頃から知ってる。」
「おはよう。エミ。
昨日は楽しかった、久しぶりに史也さんと話せてよかった。」
「うん、おはよう。岳斗君と史君よく飲んだよね。大丈夫?」
「ああ。それは全然平気。
それより、今日のカッコすげー可愛いな。
デートでもあるのか?」
「違う、違う。
着替え持ってなくて、彼からプレゼントされちゃた。
似合ってる?」
岳斗君の顔が一瞬引きつったみたいに見えたけど
「着替え持って無いって,一体…
んああ。よく似合ってる。」
そう言ってくれて仕事も機嫌よく出来た。
お昼休憩に岳斗君が、
「飯行かね?」って誘ってくれたけど、光信のご飯で作ったおにぎりがあったから
「ごめん、お昼はおにぎり持ってきたんだけど。
もし良かったら一緒に食べる?」って聞くと
「ああ。食う。でも、それじゃ足りないから
コンビニまで行くの付き合ってくれよな。」
と言われて、私もお茶を買おうと思って一緒に会社を出た。
お昼は人通りが多くてみんな一斉に食堂やコンビニに足を運んでいる。
コンビニにつくまでに急いでいる人とぶつかりそうになった。
勢い良く走ってきて私の肩がバンッと触れて思わずこけちゃう、と目を閉じると岳斗君ががっしりと抱きとめてくれて転ばないですんだ。
「大丈夫?」
そう言って私の心配をすると、ぶつかった会社員を睨みつけて
「お前、あやまれや。
こいつ転ぶとこやったやろ。」
と、大人捕まえてかなりの勢いで突っかかっていった。
ぶつかったのよりも岳斗君の行動に驚いてしまって
「岳斗君、
もう大丈夫だから、。」
そう言って岳斗君の側に行き袖を引っ張った。
岳斗君の目が私を見下ろし、射ぬいているみたいに真剣に見えたから。
「エミ、本当に大丈夫か?」
「うん、平気。」
そしてまた顔をその人に向けて
「気をつけろよ。急ぐんだったら早めに考えて行動しろよな。」
でも、それはほんの一瞬だけ、あとはいつもの岳斗君だった。
二人でコンビニでおでんとお茶とスイーツを買った。
一緒にテーブルに広げて食べていると光信から電話が来た。
「ちょっとごめんね。」
と席を立とうとすると、岳斗君が
「誰から?」
って尋ねるから、首を降る。
「彼氏。だからごめんね。」
っていうのに勝手に携帯を取られて、そのまま耳元に当てて話し出した。
「もしもし、ノブ兄?
俺、岳斗。
久しぶり。この前のパーティー来なかったでしょ。
せっかく楽しみにしてたのに。」
???
「知り合い、なの?」
目の前で岳斗君が光信と話しているのをあっけにとられて見ていると
「ああ。俺の兄貴みたいな人。
エミの彼氏って知ったのはついこの前だけどな。」
「そうだったんだ。」
「エミっじゃなくて、美穂とかわる。」
そう言ってさっと電話を渡されたけど驚いてしまって言葉が出ない。
電話口では
美穂?って心配そうに聞いてくれる優しい光信の声が聞こえた。
「あっ、もしもし光信?
今お昼食べてたところ。」
おにぎり食べてるのか?
「うん、おにぎりとコンビニでおでんを買ってね。」
コンビニ行ったのか。
岳斗も一緒に?
「うん、岳斗くんも一緒に。」
仕事終わったら迎えに行く。
一緒に帰ろう。
「はーい、じゃあとでね。」
電話を切ると岳斗君が
「何ニヤついて?
後で何があんの?」
っていたずらに言うから
「うん、一緒に帰ろうって。
ってか、光信と岳斗君が知り合いだったなんて知らなかった。
仲良さそうだけど、昔からの知り合い?」
「ん。
ああ。子供の頃から知ってる。」