いつか見つけてね。
私はもう頭がぼーっとしてしまい、お酒が少し入っていたこともあったのか


ウンウンと頷いていた。


初めての人だから恥ずかしくないよね?


旅の恥はかきすて、なんて言葉が頭にまわってた。



だから、やっちゃえ、って思った。


いつかは通り過ぎないといけないことだから、


大人の女に短大でなるんだ、もう子供じゃない、と。





彼はそんな私を見て

「壊してしまうかも、





お前のこと。」


そう言うと私をお姫様抱っこしてベッドにおろした。


そしてまた唇にキスをする。


さっきよりももっと激しく、リップ音が漏れて、


「舌出して、美穂。」


って言われたから、舌を出すとそれを吸い上げられる。


下腹のあたりが熱くなる感じ。

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